おでかけカエル商会

奄美大島への旅行編日本本土のカエル編鹿児島県南さつま市坊津町久志の哺乳類


おきなわカエル商会が、沖縄を飛び出してお出かけしてきました。
奄美大島には、ヤンバルのカエルとも関連が深いカエル達が生息しています。奄美大島産のアマミイシカワガエルの写真もあります。やんばる産のものと比べてみて下さい。
本土のカエル編では、もっとも普通に見られるニホンアマガエル、トノサマガエル。そして森林に生息するタゴガエル。3種のカエルの写真があります。
南さつま市坊津町の哺乳類編では、鹿児島県薩摩半島の南端に位置する南さつま市坊津町で撮影した哺乳類の写真があります。アナグマやタヌキなど、南九州の里山で普通に見られるけもの達の写真です。

アマミイシカワガルの写真
アマミイシカワガル

アマミイシカワガルの写真
アマミイシカワガエル

オットンガエルの写真
オットンガエル


シリケンイモリの写真
シリケンイモリ

ヒメハブの写真
ヒメハブ

ハブの写真
ハブ


ズアカアオバトの写真
ズアカアオバト

アカヒゲの写真
アカヒゲの鳴き声

中央林道にての写真
中央林道にて


宇検村湯湾の夕景の写真
宇検村湯湾の夕景

奄美大島の森の写真
奄美大島の森

大和村戸円のヒエン浜の写真
大和村戸円のヒエン浜


*各画像をクリックすると拡大画像をご覧頂けます。

その1奄美大島編

奄美大島は、面積約720km2、沖縄本島、佐渡島に次ぐ面積があります(沖縄本奄美大島の地図島面積は約1200km2)。島の人口は約7万人です(沖縄本島は約120万人)。 金作原は、奄美市と大和村の堺に位置する、スダジイなどからなる照葉樹の森です(4段目真ん中の写真)。多くの動植物が生息・生育しています。湯湾岳は、標高694.4m、奄美大島の最高峰です。希少な生物が生息するため、頂上付近は天然記念物に指定されている他、国設鳥獣保護区、奄美群島国定公園特別保護地区としても保護されています。
私が初めて奄美大島を訪ねたのは、1981年。まだ中学生の頃でした。夏休み、祖父のお供で大和村の戸円に赴任していた叔父を訪ねた時です。当時昆虫少年だった私にとって、憧れのリュウキュウアサギマダラやシロオビアゲハが舞う奄美大島は、非常に魅力的な場所でした。朝日を浴び、光り輝きながら舞うリュウキュウアサギマダラ。強く眼に焼き付きました。その後大学生の時に数回、就職してから数回遊びに行っています。今回の画像は、2002年に撮影したものです。まだデジタルカメラが出回る前ですので、フィルムで撮影した写真をスキャニングしたものです。主に、金作原(きんさくばる)、湯湾岳周辺をまわりました。
2002年には、オリイコキクガシラコウモリ、アマミノクロウサギ、アマミヤマシギ、ルリカケス、アカヒゲ、オオトラツグミ、オーストンオオアカゲラ(営巣3カ所)、ハブ、アマミイシカワガエル、オットンガエル、アマミハナサキガエル、アマミアオガエルなどの他、念願であったトゲネズミも一瞬ながら目撃することができました。
奄美大島と沖縄島は、地史的的に関連が深く、生物相もこれを反映しています。琉球列島地図沖縄県内でも、沖縄諸島と八重山諸島の両生類相よりも、沖縄諸島と奄美群島の両生類相には多くの共通点があります。奄美群島と沖縄諸島には、リュウキュウアカガエル(沖縄諸島)、アマミアカガエル(奄美諸島)、ハロウェルアマガエル(沖縄諸島・奄美諸島)という3種の旧北区系のカエルが分布していますが、石垣・西表島などの八重山諸島に旧北区系のカエルは分布していません。また奄美群島と沖縄諸島には、有尾類 (イボイモリ、シリケンイモリ) も分布していますが、八重山諸島に有尾類は分布していません。
奄美群島に分布するオットンガエル、アマミイシカワガエルと、沖縄諸島に分布するオキナワイシカワガエル、ホルストガエル、両諸島に分布するイボイモリなどは、周辺地域に類縁種がいません。古い時代に両諸島にとり残され、その後それぞれの諸島で分化したと考えられています。
沖縄諸島と共通点が多く、やんばる同様にカエル類の多様性が高く、アマミノクロウサギなど固有種(固有亜種)も多い奄美群島は、非常に興味深い島です。


● 鹿児島・奄美関連サイト ●
鹿児島県レッドデータブック   鹿児島県指定希少野生動植物一覧   鹿児島県天然記念物
奄美市   龍郷町   大和村   宇検村   瀬戸内町   奄美野鳥の会


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ニホンアマガエルの写真
ニホンアマガエル

ニホンアマガエルの写真
ニホンアマガエル

ニホンアマガエルの写真
ニホンアマガエル

トノサマガエルやニホンアマガエルが生息していた水田(大阪府)の写真
トノサマガエルやニホンアマガエルが生息していた水田(大阪府)


トノサマガエルの写真
トノサマガエル

トノサマガエルの写真
トノサマガエル

トノサマガエルの写真
トノサマガエル

トノサマガエルの写真
トノサマガエル


トノサマガエルの写真
トノサマガエル

トノサマガエルの写真
トノサマガエル

トノサマガエルの写真
トノサマガエル

トノサマガエルやニホンアマガエルが生息していた水田(京都府)の写真
トノサマガエルやニホンアマガエルが生息していた水田(京都府)


タゴガエルの写真
タゴガエル

タゴガエルの写真
タゴガエル

タゴガエルの写真
タゴガエル

タゴガエルの写真
タゴガエル


タゴガエルの生息する山間の渓流の写真
タゴガエルが生息していた山間の谷(京都府)

サワガニの写真
サワガニ(京都府)

サワガニの写真
サワガニ(大阪府)

サワガニが生息する河川の写真
サワガニが生息していた河川(大阪府)


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本土のカエル

ここの写真は、Mixiのコミュニティー”野良ガエルに会いに行こう”のイベントであった”野良ガエルに逢いに行こう 第2回関西野良ケロツアー”に飛び入りで参加させていただいた時のものです。2005年8月にあったイベントです。ニホンアマガエルの一枚だけは、1990年代の初頭に九州で撮影した画像です。
ニホンアマガエルは、子供の頃からなじみ深いカエルです。鹿児島の薩摩半島南端にある実家周辺にあった田んぼ、小さな小川周辺や、庭にあった池の周囲でもよく見かけました。夏の夜、窓ガラスにくっついていたこともあったように思います。
トノサマガエルは、田んぼの近くを流れる小川でテナガエビなどを捕まえたりして遊んでいるとき、時々やぶからピョーンと勢いよくジャンプしてゆく姿が記憶にあります。子供の頃はとても大きく感じました。さすが”トノサマ”だなぁと思っていました。
ニホンアマガエルやトノサマガエルの他、ヒキガエルやニホンアカガエルも見ることができました。畑を鍬で耕していると、イモリが真っ二つなんてこともありました。夏はホタルもずいぶん見ることができましたし、一年中水が張ってある水田でしたので、メダカやドジョウもけっこういました。シマヘビ、アオダイショウ、ヤマカガシも多かったです。今では水田だった場所は、ススキやセイタカアワダチソウが生い茂っています。寂しい事です。トノサマガエルがレッドデータブックに記載されている都道府県もけっこうあるようです。失われて行く水田と、水田に関わりの深い生き物たち。寂しいことです。


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ヤンバルクイナの写真
リアス式海岸の坊津町久志の眺望

ヤンバルクイナの写真
放棄され荒れた水田跡


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南さつま市坊津町の哺乳類

子供の頃暮らしていた場所。その裏山にはどんな哺乳類がいるんだろう?そんな素朴な疑問から、実家の裏山で哺乳類を撮影し始めたのは2005年の夏でした。
撮影にチャレンジした場所は、鹿児島県南さつま市坊津町久志という、薩摩半島南部の南西端に位置する小さな集落です。撮影開始時は、川辺郡坊津町でした。市町村合併により、撮影を始めた2005年11月に南さつま市となりました。
久志は、リアス式海岸の美しい坊津町にある小さな集落のひとつです。かつては、近衛家の荘園であったり、遣唐使の寄港地、和冦、薩摩の密貿易などで栄えた港町でした。明時代の中国の書物に、安濃津、博多津、坊津が”日本三津”(津は港の事)として記されるほど殷賑を極めたようです。近衛信尹公が配流されていた地でもあります。
坊津について Wikipediaのの記事     近衛信尹について Wikipediaの記事

ヤンバルクイナの写真
撮影した裏山

ヤンバルクイナの写真
林床に散らばったドングリ



現在の久志は、リアス式海岸の湾の奥まった場所に、ひっそりと集落が存在しています。山が海岸線まで迫っており、平地は僅かです。かつては、その僅かな平地も水田として耕されていたのですが、現在では放棄されたり、一部が畑となっています。過疎化が進んでいます。

ヤンバルクイナの写真
撮影地の菜園と果樹

ヤンバルクイナの写真
裏山の雑木林

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撮影地は、海岸から200mほどの場所にある、私の実家の裏山です。数軒の民家がぽつぽつと点在し、その背後は海抜150mほどの低い尾根を経て、車岳や尊牛山など300mから400mほどの山が連なっています。植生はシイ・カシ二次林に該当すると思います。冬場に訪れる事が多かったのですが、林床にはかなりのドングリが落ちていました。
実家の裏には、二畳程度の広さがある小さな菜園があり、周辺には数本の柑橘類、枇杷、栗などの果樹があります。そして裏山へと続いています。
裏山には、スギが植林されていたのですが、手入れされず朽ち果ててしまい、広葉樹からなる雑木林となっています。また孟宗竹など、竹が繁茂している部分もあります。私が生まれたときには既に雑木林でしたが、かつては畑として使われていた部分もあり、石積みが残っています。
私が子供の頃は、風呂はマキで沸かしてました。家族が食べる分の野菜は、ほぼ全て自給していたのですが、畑で支柱として使う竹、肥料としての落ち葉など、裏山を日々の生活で利用していました。春には竹の子も掘っていました。今では、ときどき親父が孟宗竹を切り出す程度でしょうか。実家の裏から山へ人が歩ける獣道のような小道が、かろうじて残っています。

ヤンバルクイナの写真
果樹園から見た実家の建物

ヤンバルクイナの写真
かつては耕作地だった場所も雑木林


ヤンバルクイナの写真
実家の脇もイノシシが地面を掘り返す

ヤンバルクイナの写真
雑木林の石積みに掘られた獣のすみか


ヤンバルクイナの写真
林の中に辛うじて残っている山道

ヤンバルクイナの写真
山道に糞があった


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どうも少し様子が変わってきているんだな。親父から実家周辺の様子を聞いて思いました。 正月頃に収穫した柑橘類類を実家の裏に小屋に置いておくと、アナグマに狙われるとのことです。昔は果樹の根元に肥料代わりに撒いていた生ゴミも、今では獣に荒らされないようコンポストが設置されていました。家のすぐ側には、イノシシが餌を探した跡が残っていました。子どの頃は、竹の子をアナグマに荒らされたり、モグラやイエコウモリの死骸を拾ったり、たまにイタチを見かけたりなどはありましたが、アナグマが自分の実家に出てくるなど、昔は無かった事です。イノシシも、ここまで身近に存在を感じる事はありませんでした。様子を確かめるため裏山を歩くと、目立つ場所に糞もありました。
風呂も電気温水器になっていますし、裏山を生活で利用する機会は、かなり減っていると思います。また私たちが小さかった頃は、裏山は秘密基地を作ったりする遊びの場でもありましたから、けものが近づきにくかったのではないかと思います。裏山の利用が減ったため、タヌキやアナグマにとっては住みやすくなったのかもしれません。それならば、実家の居間から徒歩3分でいける裏山で、哺乳類を撮ってみるかと考えたわけです。
2005年8月、2005年9月、2005年12月年末から2006年1月の年始、2006年9月、2007年9月、2007年年末から2008年年始、2008年年末から2009年年始、2009年年末から2010年年始、2010年年末から2011年年始、2011年年末から2012年年始、2012年年末から2013年年始と、それぞれ数日間の撮影を試みてきました。 撮影できたほ乳類は、タヌキ、イヌ(猟犬)、テン、イタチ、アナグマ、ネコ、アカネズミ、クマネズミでした。子供の頃みた記憶があるものや、食痕などの痕跡、親父からの情報を合わせると、実家の周辺には少なくとも12種(猟犬を除く)のほ乳類が生息していそうです。
アウェイでの撮影であり、まだまだイメージ通りの画が撮れていませんので、今後も時々チャレンジをしてみようと思っています。


南さつま市坊津町久志で確認してきた哺乳類の一覧

  
ラ科
和名
学名
確認状況・撮影状況

1
食虫目
モグラ科
コウベモグラ
Mogera wogura
子供の頃見たことがある

2
翼手目
ヒナコウモリ科
イエコウモリ(アブラコウモリ)
Pipistrellus abramus
子供の頃見たことがある

3
霊長目
オナガザル科
ニホンザル
Macaca fuscata
子供の頃見たことがある・最近の目撃情報

4
食肉目
イヌ科
タヌキ
Nyctereutes procyonoides
撮影

5
  
  
イヌ(猟犬)
Canis familiaris
撮影

6
  
イタチ科
テン
Martes melampus
撮影

7
  
  
イタチ
Mustela itatsi
撮影

8
  
  
アナグマ
Meles meles
撮影

9
  
ネコ科
ネコ
Felis catus
撮影

10
偶蹄目
イノシシ科
イノシシ
Sus scrofa
撮影中に目撃・痕跡多数

11
齧歯目
ネズミ科
アカネズミ
Apodemus speciosus
撮影

12
  
  
クマネズミ
Rattus rattus
撮影

13
齧歯目
ウサギ科
ノウサギ
Lepus brachyurus
子供の頃目撃

  
  
  
7目9科13種
  
イヌ、ネコを含めて8種撮影

ヤンバルクイナの写真

冷え込んだ冬の裏山に現れました。

ヤンバルクイナの写真

まさか裏山にタヌキがいるとは思ってもみませんでした。

ヤンバルクイナの写真

実家から裏山へ続く山道に現れたタヌキです。

ヤンバルクイナの写真

疥癬に罹ったと思われるタヌキ。毛がすっかり抜け落ちていました。

ヤンバルクイナの写真

三が日の冷え込んだ夜、山道を横切って走り去ったテンです。

ヤンバルクイナの写真

2006年に写ったテン以来(左の写真以来)、6年ぶりに写ったテンです。

ヤンバルクイナの写真

林縁に近い場所で撮れました。

ヤンバルクイナの写真

2005年の夏に写ったアナグマ。この年以降、アナグマは写っていません。この頃は、近所の民家の屋内にまで、アナグマが入り込んでくることがあったようです。

ヤンバルクイナの写真

この時期は、小屋に置いてある柑橘類などを狙って、家の周辺をかなり徘徊していたようです。

ヤンバルクイナの写真

撮影を試みたところ、あっさり写ってくれました。

ヤンバルクイナの写真

地元では、”ダンザ”という地方名で呼ばれています。

ヤンバルクイナの写真

アカネズミが、タヌキを撮った場所で写っていました。タヌキサイズを狙っていたため、トリミングした写真です。

ヤンバルクイナの写真

石積みの中に潜んでいると思われるクマネズミ。タヌキサイズを狙っていたため、トリミングした写真です。

ヤンバルクイナの写真

獣の臭いを追ってきたのか、猟犬と猟師が写っていました。

ヤンバルクイナの写真

イエネコは、撮影に訪れるたび、毎回写っていました。

ヤンバルクイナの写真

同じ場所で複数のネコが写ります。

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