アマミイシカワガエル

無尾目アカガエル科

Odorrana splendida

鹿児島県レッドデータブック:絶滅危惧I類 
環境省レッドデータブック:絶滅危惧IB類
鹿児島県指定希少野生動植物 
鹿児島県指定天然記念物

分布:奄美大島

使用機材
ボディ:Nikon D750
レンズ:TAMRON SP AF90mm F/2.8 Di (MODEL 272ENⅡ)
その他:ストロボ使用

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アマミイシカワガエル Odorrana splendida

アマミイシカワガエルは、以前は奄美大島産も沖縄本島産のオキナワイシカワガエル( Odorrana ishikawae )と同種とされていましたが、2010年に奄美産がアマミイシカワガエル( Odorrana splendida )として独立種になりました。アマミイシカワガエル( Odorrana splendida )は奄美大島の固有種、オキナワイシカワガエル( Odorrana ishikawae )はやんばるの固有種となりました。
アマミイシカワガエルは、体長10~13cmほどある大型のカエルです。緑地に深い紫色の班がありとてもカラフルです。しかし渓流の苔むした岩の上などにいると、カモフラージュになっています。奄美大島産(アマミイシカワガエル)と沖縄産(オキナワイシカワガエル)では、色彩、斑紋の大きさ、皮膚にある隆起などに差異があります。 沖縄とは繁殖期などが違うかもしれません(沖縄では12月から2月頃がピーク)。
写真の個体は、6月下旬の雨の夜に林道脇で活動していた個体です。
沖縄産のオキナワイシカワガエル( Odorrana ishikawae )の画像はこちら