オキナワトカゲ (トカゲ目トカゲ科) Plestiodon marginatus
英名 (English name) Okinawa five-lined skink
・沖縄県レッドデータブック:絶滅危惧Ⅱ類
・環境省レッドリスト:絶滅危惧Ⅱ類
オキナワトカゲは沖縄諸島に分布しています。全長15cm程度です。海岸林や耕作地周辺など、低地の林縁などでよく見かけます。暖かい時期の昼間に活動し、晴れた日に良く見かけます。ヤンバルの森には近縁なバーバートカゲが生息しています。山地に住むバーバートカゲは大きな島にしか分布していませんが、オキナワトカゲは小さな島にも分布しています。島というより、”岩礁”といった感じの小島にも生息しています。少し植物が生えている小島なら生息しているようです。また沖縄本島より、離島の方が圧倒的に生息密度が高いように感じます。マングースの影響が大きいと考えられます。
沖縄本島、特に島の中南部では、生息数が危機的状況まで落ち込んでいるようです。本来、平地にごく普通に生息するトカゲであったと推察されますが、現在では環境省と沖縄県のレッドデータブックにリストアップされる状態に陥っています。沖縄本島の中南部も含めたマングース対策が、オキナワトカゲの保護に必要であると考えられます。
Okinawa five-lined skink ( Plestiodon marginatus ) is Okinawa lizards are distributed in the Okinawa Islands. The total length is about 15 cm. It inhabits coastal forests and around cultivated land. There is a danger of extinction on the main island of Okinawa. It is caused by the predation of mongoose.
Okinawa Red Data Book ; Vulnerable (VU)
Ministry of the Environment RED LIST ; Vulnerable (VU)