ヤブツバキ ( ツバキ科 ) Camellia japonica

・レッドデータブックなどによる指定なし

ヤブツバキは山地の森林内の亜高木層として生える野生のツバキです。冬場に赤い花を咲かせます。温暖帯の植生の標徴種であり、照葉樹林の代表的な樹木です。日本の常緑広葉樹林は、植生学では”ヤブツバキクラス”と呼ばれるほど、西日本を中心とした常緑広葉樹林で普通に見られる樹木です。やんばるの森でも亜高木層の樹木として普通に見られます。庭木や盆栽の対象としても人気があります。