イシガキキヌラン

ラン科

Zeuxine gracilis var. sakagutii

沖縄県レッドデータブック:絶滅危惧Ⅱ類
環境省レッドデータブック:絶滅危惧Ⅱ類

使用機材
ボディ:Nikon D3
レンズ:Nikon AF Micro Nikkor 105mm f2.8
その他:ストロボ使用

イシガキキヌラン Zeuxine gracilis var. sakagutii

イシガキキヌランは、屋久島以南に分布しています。県内では沖縄本島、石垣島、西表島に分布するようです。沖縄本島では、やんばるの森のごく限られた場所にのみ生育しています。花を含めた高さは20cm程度ありました。変種の関係にあるヤンバルキヌランに似ていますが、T字型の唇弁が黄色です。花が咲かないと見分けられないと考えられます。この黄色い唇弁が5mmほどの小さな花です。花は4月上旬の森で撮影しました。シダなどが茂った林床に生育していました。