リュウキュウイノシシ (ウシ目イノシシ科) Sus scrofa riukiuanus 英名 (English name) Ryukyu wild boar

・沖縄県レッドデータブック:絶滅危惧Ⅱ類

リュウキュウイノシシは頭胴長1m程度になります。ヨーロッパからアジアに分布するSus scrofa の亜種で、奄美諸島から八重山諸島に分布する固有亜種です。日本本土には、日本固有亜種である S.scrofa leucomystax が分布します。
沖縄本島では、島の中部以北に生息しています。イタジイの実や木の根などの植物、ミミズなどの小動物などを食べる雑食性です。
やんばるでは、かなりの密度で生息しているようです。森のそこらじゅうで地面を掘り返した食痕を見かけますし、森の中や林道でしばしばリュウキュウイノシシに出会います。疥癬になるリュウキュウイノシシもいるようです。
疥癬になったリュウキュウイノシシに関するおきなわカエル商会ブログの記事


Ryukyu wild boar ( Sus scrofa riukiuanus ) is about 1m long. It is an endemic subspecies distributed from the Amami Islands to the Yaeyama Islands. S. scrofa leucomystax is distributed in mainland Japan. It lives in the forest and is omnivorous.
Okinawa Red Data Book ; Vulnerable (VU)