シロスジメダカハンミョウ

コウチュウ目ハンミョウ科

Therates alboobliquatus

沖縄県レッドデータブック:情報不足
( 石垣島、西表島の亜種 Therates alboobliquatus iriomotensis が指定 )

使用機材
ボディ:Nikon D3
レンズ:Nikon AF Micro Nikkor 105mm f2.8
その他:ストロボ使用

シロスジメダカハンミョウ Therates alboobliquatus

シロスジメダカハンミョウは、屋久島以南の琉球列島、台湾に分布しています。体長が1cmにも満たない小さなハンミョウです。ハンミョウと言えば明るい場所の地上を徘徊しているイメージがありましたが、本種は林内の下草の上に生息しています。和名に”メダカ”とあるとおり、眼が大きく高い位置に付いているように見えますね。見かける機会はあまり多くありませんが、他の動植物を観察しながら、ふと周囲の下草の上に目をやった時などに見つかります。もしかしたら小さくて目立たないだけで、意外と少なくない虫なのかもしれません。写真の個体は7月にやんばるの森で撮影しました。