キチョウの一種(チョウ目シロチョウ科) Eurema sp. 英名 (English name) Not applicable

・レッドデータブックなどの指定なし

以前はキチョウEurema hecabeが本州以南に分布するとされていました。現在はキタキチョウ Eurema mandarina が本州から琉球列島に、ミナミキチョウ Eurema hecabeが琉球列島に分布するとされています。沖縄では2種が混在します。羽化したての新鮮な個体であれば同定可能ですが、写真での同定は困難なためキチョウの一種としました。
キチョウ類はモンシロチョウほどの大きさをした小型のチョウです。その名のとおり黄色い色をしたチョウです。琉球列島ではごく普通に見られるチョウです。平地から山地の林道沿いなどいろんな場所で見られます。幼虫の食草は、ギンネム、ネムノキ、タガヤサン、モクセンナ、ナンバンサイカチ、ビルマネム、ハマセンナなどです。センダングサの花などで吸蜜している姿を見かけます。