カラスヤンマ

トンボ目ミナミヤンマ科

Chlorogomphus brunneus brunneus

沖縄県レッドデータ:準絶滅危惧

使用機材
ボディ:Nikon D3
レンズ:TAMRON SP AF90mm F/2.8 Di (MODEL 272ENⅡ)
その他:ストロボ使用

カラスヤンマ Chlorogomphus brunneus brunneus

カラスヤンマは、腹長6cmほどある大型のトンボです。沖縄本島にのみ分布しています。四国やの一部から奄美大島に分布するミナミヤンマ(Chlorogomphus brunneus costalis )や、渡嘉敷島や阿嘉島に分布するアサトカラスヤンマ(Chlorogomphus brunneus keramensis )は亜種になります。またカラスヤンマの分布するやんばるには、別種のオキナワミナミヤンマ(Chlorogomphus okinawensis  )も分布しています。
雌の羽は、写真の個体のように黒くなっています。この羽の色がカラスという名前の由来となっているようです。沖縄本島では、島の中部以北に分布します。山地の渓流域が主な生息場所で、幼虫は渓流の流れが緩やかな場所で砂礫に潜っているようです。写真の雌は、産卵のため、森の中の渓流源流部をゆっくり飛翔していました。
羽化して成虫になったばかりの未熟*な成虫は、林道上など開けた場所を飛翔している事ががあります。
*ヤゴから羽化して成虫になったトンボは、交尾や産卵といった繁殖行動をとれるまでに成熟するまでの期間、別の場所で過ごすことがあります。さなぎの期間が無い昆虫類で未熟な期間があるようです。