カバマダラ(チョウ目タテハチョウ科) Anosia chrysippus 英名 (English name) Not applicable

・レッドデータブックなどの指定なし

カバマダラは前翅長40mm。リュウキュウアサギマダラなど他のマダラチョウ類より小さめのチョウです。県内各地に分布しています。本土でも迷蝶として飛来し、一時的に繁殖することがあります。食草はトウワタです。この植物にはアルカロイド毒があるため、幼虫時代にトウワタを食べるカバマダラにもその成分があります。派手なオレンジ色をしているのは、毒を持ったチョウであることを捕食者にアピールする効果を上げるためと考えられています。