ベニツチカメムシ

ベニツチカメムシは、体長20mm弱程度の大きさです。鮮やかな赤い色が目をひきます。本州、四国、九州、奄美大島、沖縄島などに分布しています。1980年代に工事現場のラ イトに1,000個体以上が飛来したことがあるそうですが、それ以外はまれに確認されるだけのようです。ボロボロノキが寄主植物が、このボロボロノキの少 なさが、ベニツチカメムシが少ない事の原因でもあるようです。
写真を撮った時は、周囲に20個体ほどのベニツチカメムシが群れていました。これだけの群れは、けっこう珍しいのではないかと思います。時期も９月下旬と、ちょっと既知の成虫発生時期とずれているようでした。