カダヤシは、体長は雌で4cm程度、雄で3cm弱になります。北アメリカやメキシコ北部原産の外来種です。本州から沖縄にまで移入されています。河川の流れが緩やかな場所、池沼、湿地などに生息しています。卵胎生のため体内受精し、仔魚を産みます。雄の腹側には、ヒレが変形した交尾器があります。沖縄県内では、かつてメダカが見られた場所でもカダヤシに置き換わるなど、在来種のメダカを駆逐しているようです。写真は、名護市の河川源流部で撮影した個体です。
*熱帯魚などの魚を野外へ放流することは、沖縄の自然に甚大な被害を与えることになります。