カラスバト (ハト目ハト科) Columba janthina
英名 (English name) Black Wood Pigeon
・沖縄県レッドデータブック:絶滅危惧Ⅱ類
・環境省レッドリスト:準絶滅危惧
・国指定天然記念物
鳴き声を再生
カラスバトは森林に生息するハトです。伊豆諸島、隠岐、屋久島、奄美群島、沖縄諸島などに留鳥として分布するようです。全長40cm、キジバト(全長33cm)やズアカアオバト(全長35cm)よりかなり大型です。体のわりに顔がやや小さく感じられます。体は全身黒っぽいのですが、緑色や紫色を帯びた金属光沢があります。やんばるの森では晩夏から秋頃に鳴き声を聞く機会が増加します。また複数個体が鳴き交わしたりする姿も見かけます。
なお八重山諸島には亜種ヨナクニカラスバト( Columba janthina stejnegeri )が分布しています。亜種ヨナクニカラスバトは、環境省と沖縄県のレッドデータブックで絶滅危惧ⅠB類、であり、国内希少野生動植物種、国指定天然記念物に指定されています。
The Black Wood Pigeon lives in forests. It appears to be a resident bird distributed in the Izu Islands, Oki, Yakushima, the Amami Islands, and the Okinawa Islands. It is a large pigeon with a total length of 40 cm. Its body is entirely black.