オオハナサキガエル (無尾目アカガエル科) Odorrana supranarina 英名 (English name) Greater tip-nosed frog

・沖縄県レッドデータブック:準絶滅危惧
・環境省レッドデータブック:準絶滅危惧

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オオハナサキガエルは、石垣島、西表島に分布しています。頭胴長は11cm程度になる個体もいます。沖縄県内に分布するハナサキガエルの仲間では一番大型です。渓流の滝壺や、湿地の伏流水などで産卵します。主に山地の渓流に生息しますが、同所的に分布するコガタハナサキガエルに較べると攪乱された森林にも生息します。他のハナサキガエル類が生息しないような、平地の撹乱された環境にも出現します。海岸近くにあるアダンの茂みの中にある湿地や、牧草地内にある小さな湿地でも見かけた事があります。
産卵は周年にわたって行われるようです。石垣島で、冬季と夏季に産卵を確認した事があります。また複数の個体が集まっている事はありますが、沖縄本島のハナサキガエルのように数日間だけ一斉に集まって大集団で繁殖するというわけではないようです。


Greater tip-nosed frog is distributed in the Ishigaki and Iriomote Island . It's a endemic frog in Ishigaki and Iriomote Island . The total length is about 11cm. They inhabit in the mountain stream , lowland swamp.
・Ministry of the Environment RED LIST ; Near Threatened(NT)
・Okinawa Red Data Book ; Near Threatened(NT)