ハナサキガエル

無尾目アカガエル科

Odorrana narina

英名 (English name)
 Ryukyu tip-nosed frog

沖縄県レッドデータブック:絶滅危惧ⅠB類
環境省レッドデータブック:絶滅危惧Ⅱ類

分布:沖縄本島北部(やんばる固有種)

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使用機材
ボディ:Nikon D3
レンズ:TAMRON SP AF90mm F/2.8 Di (MODEL 272ENⅡ)
その他:ストロボ使用
録音:Sony PCM-M10

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ハナサキガエル Odorrana narina

ハナサキガエルは、体長5~7cm程度、手足が長くジャンプ力の強いカエルです。昼間渓流沿いを歩くと、このカエルが驚いてジャンプし、足にぶつかってきたりします。 沖縄島北部地域にのみ分布するやんばるの固有種です。現況では、沖縄本島の大宜味村、東村、国頭村の3村に、分布がほぼ限られているようです。本部半島での生息状況は不明です。もし個体群が残っていても、生息箇所はかなり限定されると思います。
山地森林の渓流域に生息します。比較的自然性の高い森林を好むようです。繁殖期は1月頃です。毎年決まった滝壺や淵に、一斉に数夜の期間だけ集まり、集団で産卵します。何を合図にカエル達が集まるのか、まだよくわかっていません。不思議な事に、ヒメハブがハナサキガエルの繁殖開始前に集まってきたりします。産卵場には足の踏み場のないほどのカエルが集まり、大変な騒ぎです。雄は水中や水辺で雌を待ちかまえ、雌がやってくると抱接します(抱接:カエルは体外受精のため、雄が雌の上に乗っかる形でしがみつき、ペアになって産卵します)。1匹の雌に何匹もの雄が抱きつき、雌が死んでしまうことがあります。卵は白く、卵塊の形で産み付けます。複数のペアが、水中の岩の下や、壁の窪みなどにまとめて産み付けます。卵塊が水中でゆらゆらしている様は、とても綺麗です。
ハナサキガエルの産卵の様子などこちらのコンテンツでもご覧になれます
Ryukyu tip-nosed frog is endemic and endanger frog. They distributed in the North part of Okinawa Island. The total length is around 5cm from 7cm. They inhabit in the source of the mountain stream. Breeding season is about January. Many frogs gather all at once and lay eggs. Breeding period is around two days for one day. They lay eggs in the basin or pool.
Ministry of the Environment RED LIST ; Vulnerable (VU)
Okinawa Red Data Book ; Endangered (EN)
The situation of the breeding, please click here.